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全身脱毛後の入浴はどうしたらよいか?脱毛後の入浴時についての注意点

脱毛の知識

2020.11.12

全身脱毛後の入浴はどうしたらよいか?脱毛後の入浴時についての注意点
脱毛の施術を受けた後、気をつけたいことの一つが入浴です。1日の終わりにゆっくり入浴する方も多いでしょう。

しかし、施術当日の入浴方法によっては、思わぬ肌トラブルを招いてしまう可能性があります。

この記事では、脱毛後の入浴方法や注意点をご紹介します。

脱毛前後の入浴はNG

原則として、脱毛前後の入浴は禁止です。
特に脱毛後は入浴を控えた方がよいでしょう。

理由

正確には湯船にゆっくり浸かるという行為が禁止されています。

脱毛は、光をメラニン色素に照射して熱を発生させ、毛包周辺の細胞にダメージを与えます。そのため脱毛後は、肌が軽く炎症を起こした状態となっています。

この状態が治まる前に入浴すると、体温が上がり、さらに炎症が長引いてしまう可能性があるのです。そのため、脱毛後に入浴することはおすすめできません。

また、脱毛前にも体温を上げるような入浴は原則としてやめましょう。施術前に清潔にしたい人も多いですが、代謝が上がった状態で施術を受けると、肌トラブルにつながります。

入浴後に起こりがちな肌トラブル

入浴後に起こりがちな肌トラブル
入浴後による肌トラブルの症状としては、肌に赤みやかゆみなどがでることが多いです。

また、ニキビのような炎症を起こす「毛嚢炎(もうのうえん)」も起こりやすいとされています。これは、脱毛後の肌バリア機能が低下した状態で、雑菌に感染すると起こることが多いからです。

家族など多くの人が入る湯船には雑菌が多く、これに感染することで毛嚢炎を引き起こしてしまうのです。そのため衛生面でも、脱毛直後の入浴は推奨されていません。

入浴してよいのはいつから?

ほとんどのサロンやクリニックでは、「施術翌日の入浴」は認めています。

ただし、肌にまだ赤みやかゆみなどの異常が見られる場合は、通常の入浴を避けましょう。

症状が落ち着くまでは入浴するとしても、ぬるめのお湯にするのがおすすめです。またぬるめのシャワーであれば、施術当日もOKとしているサロンも多いです。

脱毛前後に入浴してしまったら

では、もし入浴してしまったらどうすればいいのでしょうか。

入浴してしまった場合でも、すべての人に症状が出るとは限りません。
落ち着いて以下のような対処を行いましょう。

体温上昇を防ぐ

まずは体温が上がるのを防ぎましょう。
できるだけ安静にして、涼しい場所にいるようにします。

赤みや火照りが強いなら冷却を行いましょう。
冷やしたタオルを脱毛した(脱毛予定)箇所に当てて冷やすのがおすすめです。

冷やしすぎに注意

冷却に保冷剤を使う方も多いですが、冷やしすぎには注意しましょう。

冷やしすぎて毛根から熱ダメージが無くなってしまうと、脱毛効果が弱まる可能性があるためです。保冷剤を使う場合は、1分ほどに止めておきましょう。

肌に刺激のある成分が配合されているものは避ける

脱毛後は、刺激が強い成分が配合されているものは避けましょう。

メントールやスクラブ、アルコールなどが配合されているものは刺激が強いとされています。そのため、脱毛後のデリケートな肌には向いていません。

また、市販の解熱用のシートや冷却ジェルにも、メントールが配合されていることが多いです。

そのため使用前に成分を確認するか、できるだけ使わないようにしましょう。

悪化したらサロンに連絡する

出来る限りのアフターケアをしても、赤みや痛みが出る場合もあります。しばらくしても症状が治まらない場合は、早めにサロンに連絡しましょう。

脱毛前はシャワーにしておこう

施術前に、どうしてもお風呂に入って身体をきれいにしておきたい場合は、軽くシャワーを浴びるだけにしましょう。

お風呂上りは、身体の水分が蒸発してしまうため、肌が乾燥した状態になります。この状態で施術を受けると、肌に大きなダメージを与えてしまいます。

そのためしっかり保湿ケアを行いましょう。

脱毛後のシャワーはOK

「入浴はダメと分かっていても身体を清潔にしたい」という方はシャワーを浴びましょう。

脱毛当日の入浴は禁止されていることが多いですが、シャワーはOKのサロンも多いです。体温が上昇しないように、温度はぬるめにしておくのがおすすめです。

身体の洗い方も注意

お風呂で身体を洗う時に、ついゴシゴシこすってしまう人は要注意です。

デリケートな肌に摩擦を加えてしまうと、肌トラブルの原因となってしまいます。身体を洗う時は、たっぷりと泡立てたボディソープを使いましょう。泡立てネットなどを利用すると、しっかり泡立てられます。

ボディタオルやスポンジなどは刺激が強いので、手のひらでなでるようにやさしく洗います。

お風呂上りには保湿をしっかりとする

お風呂上りには保湿をしっかりとする
お風呂上りに身体を拭く時も、できるだけこすらないようにします。

脱毛後の肌は、とても敏感で乾燥した状態です。お風呂上りにはしっかりとスキンケアを行いましょう。スキンケアは普段から使っているもので問題ありません。

全身脱毛後は全身の肌が乾燥している状態なので、念入りに行いましょう。肌が敏感になっている状態で新しいコスメを使うと、肌トラブルの原因になるので避けた方が良いでしょう。

「脱毛後に敏感肌用のコスメを使いたい」という方は、あらかじめ試しておくのがおすすめです。

また一般的に、身体用よりも顔用コスメの方が低刺激です。そのため顔用コスメを身体全体に使う方もいます。

自己処理もNG

脱毛後約3日間は、自己処理を控えましょう。

自己処理は肌に刺激が強いため、脱毛後すぐは肌トラブルを招く原因となります。3日間はあくまで目安なので、赤みや痛みがある場合は3日目以降も控えた方がいいでしょう。

自己処理は、比較的刺激の少ないフェイス用シェーバーを使うのがおすすめです。
肌の表面を傷つけにくく、お手入れがしやすいアイテムです。

運動やマッサージなども避ける

ストレッチや運動などを習慣にしている方も、脱毛後はやめましょう。
血行を良くする行為は入浴と同じく肌トラブルを引き起こす原因になります。

岩盤浴・サウナ・プールなども控えましょう

脱毛後、岩盤浴やサウナ、プールなども控えましょう。

岩盤浴やサウナ、温泉などは、自宅での入浴以上に体温を上昇させてしまいます。そのため赤みやかゆみなどの肌トラブルが起きやすいとされています。

プールは一見、身体を冷やすにはちょうどいいと思われるかもしれません。 しかし多くのプールの水には塩素が含まれています。

塩素の含まれた水は、脱毛後の敏感な肌にはよくありません。少なくとも脱毛後、1週間は行くのを控えましょう。

肌に毛嚢炎などのトラブルが起きている場合はさらに注意が必要です。また、温泉やプールなど、不特定多数の人が利用する場所では、雑菌の感染リスクも上がります。時間が経ち、通常の肌に戻ってからの利用がおすすめです。

脱毛後の入浴は控えましょう

全身脱毛後の肌はとてもデリケートな状態です。

それは、脱毛機から照射された光やレーザーにより、肌がダメージを受けているからです。

脱毛直後の肌は軽い炎症状態になっているので、入浴により体温を上げてしまうと、さらに症状がひどくなる可能性があります。脱毛当日は湯船に浸かるのは避け、ぬるめのシャワーを浴びましょう。

また岩盤浴やサウナ、温泉、プールなど体温の上がる場所や肌に刺激のある場所へは、施術後約1週間は行かないようにしましょう。

銀座カラーでは専任のスタッフがお客様一人ひとりのお悩みにお答えします。
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監修者からのコメント

脱毛前に入浴を行って血行の良い状態になると、皮膚は赤みがかり、痛みが強く出たり、火傷のリスクが上がります。また、入浴後は皮膚が乾燥しがちにもなるため脱毛前の入浴は控える必要があります。

なお、脱毛後の皮膚は軽い炎症を伴った状態であり、脱毛後に入浴を行うと炎症を長引かせてしまいます。また、病原体が侵入して毛嚢炎のリスクも上げてしまうことから脱毛後の入浴も行わないようにしてください。

西田 恭之 医師

監修者:西田 恭之 医師(恵比寿美容クリニック)

東海大学医学部医学科卒業。都内市中病院で初期研修後、消化器内科診療に従事。その後は人間ドックでの診療を続けながら恵比寿美容クリニックにて勤務し、現在は副院長として診療に従事。

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