脱毛直後は、アフターケアが重要とされています。
アフターケアをきちんと行わないと、肌トラブルにつながってしまう可能性があるためです。脱毛後にきれいな肌を目指すためにも、アフターケアはしっかり行いましょう。
この記事では、脱毛後のアフターケアの方法や注意点についてご紹介します。
脱毛後に炎症を起こすことがある理由
一般的に脱毛直後はアフターケアが必要とされています。その理由は、脱毛後に炎症を起こすことがあるためです。
では、なぜ脱毛後に肌の炎症が起きてしまうのでしょうか。
脱毛後の肌は乾燥しやすくとてもデリケートなため、少しの刺激でも炎症が起きやすいとされています。さらに体調や肌の状態が優れない時に脱毛の施術をすると炎症が出やすい可能性があります。
例えば以下のような状態です。
- 日焼けをして肌にダメージがある時
- 注射(予防接種など)を受けて、肌に赤みがある時
- 薬を服用中や塗布中の時
- 施術前に運動など代謝の上がる行為をした時
- 肌が極度の乾燥状態の時
- 生理中の時
- 処理のし忘れで毛が残っている時
これらの状態にある場合は、施術前にスタッフに相談するのがおすすめです。
なぜ脱毛後はアフターケアが必要になるのか
肌に炎症を起こさないようにするためにも、脱毛後にはアフターケアが必要です。
アフターケアが必要な理由には以下のようなものがあります。
- 乾燥肌になっている
- 照射による熱で肌が炎症を起こしている
- 次回の施術効果を高めるため
乾燥肌になっている
脱毛は少なからず肌にダメージを与えます。
そのため、脱毛後は肌の水分量が減った状態になっているのです。
アフターケアをせずに放置しておくと、肌ダメージが回復せず、赤みやかゆみが出る可能性があります。脱毛後は、普段よりも乾燥した状態になりやすいため、しっかりと保湿しましょう。
照射による熱で肌が炎症を起こしている
脱毛後の肌は、照射による熱で肌が炎症を起こしている状態です。
肌に当てた光がメラニンと反応して熱エネルギーに代わり、毛根周辺にダメージを与えます。この時に肌の水分が奪われて、炎症を起こしてしまうのです。
そのため脱毛後、数時間~翌朝にかけて肌に赤みやかゆみなどが出ることもあります。銀座カラーでは仕上げに保湿ローションを塗り、ケアを行いますが、完全にダメージがなくなるわけではありません。
そのため自宅に帰った後にも、さらなる保湿ケアを推奨しております。
次回の施術効果を高めるため
乾燥した肌や肌荒れした肌は、光や熱によるダメージを受けやすいとされています。そのため、施術をしても十分な効果が出ない可能性があるのです。
反対に肌の水分量が高く、肌の調子がいい時は光が通りやすく、脱毛効果も上がるといわれています。
次回の施術効果を高めるためにも、保湿などの十分なアフターケアが必要です。
アフターケアの方法
脱毛後の肌のダメージをできるだけ抑えるためにも、アフターケアは忘れず行いましょう。
ここでは具体的なアフターケア方法をご紹介します。
自宅でのアフターケア
自宅でのアフターケアには主に以下の4つの方法があります。
- 紫外線対策
- 乾燥対策
- 湯船には浸からない
- 炎症のケア
紫外線対策
施術後は肌が敏感になっている状態です。その状態で紫外線を浴びると、赤みやかゆみなどの炎症が起きる可能性があります。
そのため、いつも以上に紫外線対策はしっかりと行いましょう。
施術後には、保湿ケアと同時に日焼け止めも塗るのがベストです。日焼け止めは、できるだけ低刺激で毛穴の中に残りにくいものがいいでしょう。
クレンジングを使用しなといけないものや、しっかり肌をこすらないといけないものは、日焼け止め効果は高いですが、落とす時の肌へのダメージが大きいので注意しましょう。
日焼け止めがしみて辛かったり、かゆくなったりするという方は、長袖の服や帽子、日傘などでの対策がおすすめです。
乾燥対策
脱毛後の肌はとてもデリケートで乾燥した状態です。そのため、いつも以上に保湿をしっかり行いましょう。
普段使い慣れた保湿ケア商品を使えば安心です。使ったことのないケア商品を急に使うと、肌荒れの危険性があるので注意しましょう。
また、保湿ケア商品や化粧品には、アルコールやメントールが含まれているものもあります。これらの成分によって肌に赤みが生じることもあるので、気を付けましょう。
特に、VIOなど蒸れやすい箇所には、油分の多いクリームなどは少なめに塗るようにしてください。油分が酸化してしまうと、炎症が起こる可能性があるためです。
さらに、施術後はできるだけ肌を圧迫したり、蒸れたりしない服装がおすすめです。タイトなパンツやストッキング、タイツ、補正下着などはできるだけ避けましょう。
湯船には浸からない
施術当日は湯船に入らず、ぬるめのシャワーにしましょう。
体温が上昇すると、熱がこもりやすく、赤みやかゆみにつながります。
特に体を洗う時は、肌をつよくこすらないように意識しましょう。たっぷり泡立てたボディソープを使い、手のひらでなでるようにやさしく洗います。肌に刺激を与えがちな、ボディスクラブなどはやめておきましょう。
さらに、施術後1週間は温泉やサウナ、岩盤浴、エステなどの利用は控えてください。肌に刺激を与えたり、代謝が上がったりすることが肌トラブルの原因になります。
炎症のケア
肌のほてりを感じた場合は、肌を清潔な濡れタオルなどで冷やしましょう。
保冷剤を使う場合は、長時間使わないように注意してください。
炎症がひどい場合はサロンに相談
少しの赤みやかゆみであれば、数時間から翌日には治まることが多いです。
しかし、場合によっては炎症がひどくなり、なかなか治まらないこともあります。
その場合はすぐにサロンに連絡しましょう。
お手入れ後のムダ毛処理
脱毛をしている期間は、ムダ毛処理にも気を付ける必要があります。
施術後3日間を目安に、自己処理を控えましょう。
3日間はあくまで目安なので、肌が落ち着かない間は3日目以降も処理を控えたほうが良いです。肌が落ち着いたら、自己処理を開始しましょう。
フェイス用のシェーバーなどでやさしく処理をします。入浴後など、肌が清潔な状態のときに処理するのが望ましいです。
処理後には、保湿ケアを忘れずに行ってください。
また、脱毛をしている期間は、毛抜きは使用しないようにしましょう。毛抜きで抜いてしまうと、光が反応する箇所がなくなり、脱毛効果を弱めてしまいます。
脱毛後に避けたいこと
脱毛後は、できるだけ以下のような行為は控えましょう
・アルコールの摂取
お酒などを飲むことで血流が良くなり、かゆみを感じやすくなる可能性があります。施術当日は控えましょう。
・激しい運動
激しい運動も代謝を上げ、血流が良くなるので控えましょう。
・制汗剤の使用
施術後3日間は控えましょう。
ただし上記はあくまで目安です。
肌の状態がもとに戻らないうちは、血流が良くなったり、代謝が良くなったりする行為は避けましょう。
また、アフターケアをちゃんとしても、なかなか肌が落ち着かない場合は、早めにサロンまでご連絡ください。
正しいアフターケアがお肌を守り脱毛効果を高める
施術後の肌はとてもデリケートな状態です。
紫外線対策、乾燥対策、炎症のケアなど、アフターケアを忘れず行いましょう。
ケアを怠ると赤みやかゆみなどの肌トラブルの原因となります。正しいアフターケアを行えば、肌がみずみずしい状態を保て、脱毛効果を高めることが期待できます。
銀座カラーでは、脱毛後の保湿ケアに加えて、ヒアルロン酸など美容成分の入ったオリジナルケアのご用意もございます。
ぜひお気軽にご相談ください。
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監修者:西田 恭之 医師(恵比寿美容クリニック)
東海大学医学部医学科卒業。都内市中病院で初期研修後、消化器内科診療に従事。その後は人間ドックでの診療を続けながら恵比寿美容クリニックにて勤務し、現在は副院長として診療に従事。
監修者からのコメント
脱毛後の肌は、照射による熱で皮膚が炎症を起こしている状態で、水分も失われておりデリケートな状態です。そのような状態で紫外線を浴びすぎたり、他にも炎症を引き起こすようなことを行うと炎症後色素沈着を起こして黒ずみが出来る原因ともなります。
炎症を少しでも落ち着かせることが出来るよう、よく保湿し、刺激を与えない等して、しっかりとアフターケアを行うことが重要です。