脱毛の施術をしていても、初期段階ではムダ毛が生えてくることも多いです。
脱毛期間中に、気になる箇所にムダ毛が生えてきたときは、自己処理は可能ですが、自己処理の方法に注意が必要です。間違えた処理を行ってしまうと、脱毛効果に影響を及ぼしてしまう可能性があります。
この記事では、脱毛期間中の自己処理方法と注意点、ケア方法についてご紹介します。
脱毛中のムダ毛処理
脱毛期間中でも、初めの内は普段と同じようにムダ毛が生えてきます。
サロンの場合個人差はありますが、約1~3ヶ月に1回のペースで施術することが多いです。
そのため、その間に生えたムダ毛は自分で処理することになります。また施術後3日間は肌への刺激を抑えるため、自己処理も控えます。
フェイス用シェーバーがおすすめ
脱毛期間中は、できるだけ肌に負担をかけないような処理をしましょう。
そこでおすすめはフェイス用シェーバーです。
カミソリなどに比べて、肌への負担を極力少なくできます。
毛抜きやワックスはNG
毛抜きやワックスを使った方法は、脱毛期間中にやってはいけない処理方法です。
毛根を抜いてしまうと照射の光が吸収できないからです。
これまで毛を抜いて処理していた方も、脱毛期間中は控えましょう。
また、毛抜きやワックスで無理矢理毛を抜いてしまうと、毛穴が腫れたり、開いたりする可能性があります。毛抜きやワックスによってダメージを受けると、肌はメラニン色素を作り出し、黒ずみの原因になるとされているので注意しましょう。
カミソリでムダ毛処理をするときの注意
通常、サロンでは肌に比較的やさしいフェイス用シェーバーをすすめています。しかし急いでいるときや旅行先など、カミソリで処理しなければならないシーンもあります。
どうしてもカミソリで処理しなければならない場合は、肌にダメージを与えないように注意しながらムダ毛処理を行いましょう。
具体的には以下の点に注意します。
高機能カミソリ使用
カミソリは、できるだけ高機能なものを使用するのがおすすめです。
肌への負担が少ない肌当たりのよいものを選びましょう。刃の数が多いほど、少ないストロークでムダ毛を処理できます。
T字型のカミソリは、腕や足などの広い面に使うのがおすすめです。
安定感があり、面の処理に適しています。ヘッドの部分の可動性がよいものを選ぶと、ヒザやヒジなどの関節部分を剃るときも肌にフィットします。
また、フェイス用と身体用は別々のものを使うのが一般的です。顔には、小回りの利くL字型のカミソリがおすすめです。
ただし頬など、広い部分のうぶ毛を一気に剃りたい場合は、フェイス用のT字型なども販売されています。
逆剃りはNG
毛の流れに逆らって剃る方法を「逆剃り」といいます。根元からしっかり剃れるので、この方法で自己処理をしている方も多いのではないでしょうか。
しかし、実は逆剃りは間違った処理方法です。
肌にダメージを与えてしまうので、シェービングは毛の流れに沿って行いましょう。きれいに剃るためには、カミソリを持ってない方の手で、剃る部分の肌をひっぱります。
こうすることで毛が立つので、根元からきれいに剃れます。できるだけ1回で剃り、同じ個所を何度も剃らないようにしましょう。毛を剃るタイミングは、毛穴が開いている入浴後がおすすめです。
シェービング用のクリーム使用
カミソリを使った処理をお風呂場で行うという方も多いと思います。
お風呂に入りながらついでに行えるので、ボディソープやせっけんの泡などを付けて処理しているのではないでしょうか。
この方法は、なにもつけずに処理するより刺激は軽減されますが、より良いのはシェービング用のクリームを使う方法です。
ボディソープやせっけんは、シェービング用に作られたものではありません。ムダ毛と一緒に肌表面の古い角質も一緒に削ってしまうことが多いです。そのため、肌へのダメージが残ってしまいます。
肌をしっかり守るには、シェービング用のクリームを塗りましょう。
使用後のカミソリのケアも忘れないようにしてください。
使用後にカミソリの刃に毛や角質などが残っていると、雑菌が繁殖してしまいます。
使用後は必ずきれいに洗い流しましょう。
また、湿気のあるお風呂場にそのまま放置すると、錆びの原因となります。水分を拭きとり、乾燥した清潔な場所で保管しましょう。
ムダ毛処理後のケア
ムダ毛処理をした後は、保湿ケアを行いましょう。
処理後の肌は、少なからずダメージを受けた状態なので、やさしくケアを行います。
化粧水や乳液など、普段使っている基礎化粧品で問題ありません。
また、ボディ用クリームを使うのもおすすめです。
保湿ケアを行い潤った状態の肌は、脱毛の痛みを感じにくいとされています。
そのため、脱毛機の強い出力にも耐えられる可能性があります。高い脱毛効果が得られるので、より満足のいく脱毛結果になるでしょう。
以下では自己処理やサロンで脱毛した箇所別のケア方法についてご紹介します。
顔
うぶ毛の処理を行った後はしっかり保湿を行いましょう。
顔の皮膚は特に薄いので、特にやさしくケアします。化粧水はもちろんのこと、適度な油分を持った乳液やクリームなども併用するとよいです。
水分を肌に閉じ込めるようなイメージで行いましょう。
身体
身体は顔と比べると肌が厚い箇所です。
しかし服とこすれたり、紫外線にさらされたりなど、ダメージを受けやすい箇所ともいえます。
自己処理後は、特に念入りに保湿を行います。敏感肌の方は、ボディクリームだけではなく化粧水や乳液なども使うことをおすすめします。
全身脱毛をしている方は、全身くまなく保湿を行いましょう。腰回りやお腹、ヒップなどは忘れやすいので注意してください。
VIO(デリケートゾーン)
体の中でも特に敏感な部分であるデリケートゾーンは、太くて濃い毛が生えます。その毛を処理するので、肌には大きなダメージが残りやすいです。
敏感肌用やデリケートゾーン用の刺激の少ないローションなどを使い、やさしくケアしましょう。デリケートゾーンは蒸れやすい部分なので、あまり油分の多いクリームなどはおすすめしません。
また、普段からなるべく締め付けのきつい下着や服装などは避けましょう。摩擦による刺激は黒ずみの原因になりかねません。
脱毛期間中は特に清潔に保てるように、通気性の高い下着を選ぶのもおすすめです。
日焼け止めクリームを忘れず塗ろう
脱毛期間中の日焼けはNGです。
過度の日焼けによって肌に赤みなどの炎症が起こると、施術ができない場合もあります。
また肌が黒くなると、痛みを感じやすくなる可能性があるので注意が必要です。施術の予定が無いときでも、日焼け止めクリームを塗り、肌を保護しましょう。
脱毛後はなるべくフェイス用シェーバーでムダ毛処理をしましょう
脱毛期間でも、気になるムダ毛が生えてきたら処理を行うのはOKです。
ただし処理方法には気を付けましょう。
できるだけ肌にやさしいフェイス用シェーバーを使って、自己処理をするのがおすすめです。
カミソリや毛抜き、除毛クリームなどは、肌にとって刺激が強いため、大きなダメージが残ってしまいます。フェイス用シェーバーを持っていない場合は、サロンでも販売しております。
処理後はしっかり保湿することが大切です。
また、銀座カラーでは脱毛後の注意点をしっかりお伝えしています。ご不安な方は、無料カウンセリングにてご相談ください。
◆◆「全身脱毛サロン銀座カラーのサービスについて詳しくはこちら」◆◆
◆◆「脱毛なら銀座カラーがおすすめ!詳しいプラン・料金はこちら」◆◆
◆◆「銀座カラーのお得な脱毛キャンペーンはこちら」◆◆
監修者:西田 恭之 医師(恵比寿美容クリニック)
東海大学医学部医学科卒業。都内市中病院で初期研修後、消化器内科診療に従事。その後は人間ドックでの診療を続けながら恵比寿美容クリニックにて勤務し、現在は副院長として診療に従事。
監修者からのコメント
脱毛中に生えてくるムダ毛を適切に処理することで、脱毛後の肌トラブルを防いだり、脱毛効果を弱めずに施術を受けることができます。
毛抜きは使わず、できるだけフェイス用シェーバーを用いて自己処理を行い、施術当日に肌の傷がない状態で臨みましょう。