化粧品のテレビCMに出てくるタレントのような透明感のあるすべすべ肌は女性の憧れです。
しかし、実際はニキビや肌荒れなど、さまざまな肌の悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
肌の悩みは化粧をするときやトイレに行ったときなど鏡を見るたびに思い出して、思わずため息が出てしまうものです。
中でも、毛穴の黒ずみは化粧でも隠しづらいうえに相手からの視線も気になるため、1日も早く改善したいでしょう。ここでは、そんな毛穴の黒ずみの改善方法を4つ紹介します。
毛穴の黒ずみの原因
まずは、毛穴の黒ずみはどのようにしてできるのかを解説します。
毛穴の黒ずみの原因は皮脂の過剰分泌によるものです。皮脂を分泌する皮脂腺が発達しているTゾーンと言われる眉間や鼻、さらにUゾーンと言われる顎に多いのが特徴と言えるでしょう。
過剰分泌された皮脂は洗顔では落としづらいため、毛穴に詰まってしまうのです。この皮脂腺から分泌された皮脂や角質が毛穴の中で固まったものを角栓と言います。毛穴に詰まった角栓は酸化し黒くなってしまいます。それが黒ずみの原因となるのです。
この角栓をとるためにピンセットを使って無理やり引き抜いたり、毛穴パックなどを多用したりする人がいますが、無理に角栓を取ろうとすると角栓の形のまま毛穴が開いてしまう恐れがあり逆効果です。開いた毛穴がさらに黒ずみの原因となる場合があるので注意しましょう。
また、毛穴のふちにメラニンが沈着し毛穴自体が黒くなっていることもあります。いわゆる「シミ」になっている状態です。
毛穴のシミとなってしまった場合は、後から毛穴をいくらきれいにしてもシミ自体を消すことは難しいと言えます。そのため、毛穴のシミになる前に対策を講じることが大切です。
毛穴の黒ずみ改善方法1:しっかりとクレンジングをする
毛穴の黒ずみを改善するための方法の1つとして、しっかりクレンジングを行うことが挙げられます。毛穴に詰まっている皮脂や汚れをしっかり落とすには、毛穴を開きやすくしておく必要があります。
クレンジングをする前に湯船に浸かったり、蒸しタオルを顔に乗せたりして毛穴が開きやすい状態にしておくとよいでしょう。
その後、実際にクレンジングをしていくのですが、完璧に汚れを落としたいからといってゴシゴシと肌をこするのは禁物です。
なぜなら、肌への摩擦は肌が炎症を起こし、シミやくすみなど別の肌トラブルを生む原因となってしまうためです。やさしく円を描きながらマッサージをするように洗うのがコツです。
さらに、カバー力の高いファンデーションやウォータープルーフの化粧品を使っている人は特に注意が必要となります。
頼りになるカバー力の高いファンデーションは粒子が細かく毛穴に入りがちです。その分、クレンジングにも時間がかかります。また、落ちにくくて重宝するウォータープルーフの化粧品は普段の生活でも落ちにくい分、クレンジングでも落としづらいものです。
どちらの場合も、落とす際は無意識に強くこすってしまいがちですが、肌のためにソフトなタッチでのクレンジングを心がけましょう。
毛穴の黒ずみ改善方法2:毛穴の奥まで入念な洗顔をする
クレンジングで皮脂や汚れを落とした後は、洗顔で毛穴の奥まで入念に洗っていきます。ここでも、毛穴の奥まできれいに洗うために毛穴が開いていることが望ましいです。
冷水では毛穴が閉じてしまうので、ぬるま湯を使うことをおすすめします。そして、しっかりと泡立てた洗顔料で顔を包み込み、やさしくなでるように洗いましょう。
また、洗顔のポイントは時間をかけ過ぎないことです。ゆっくり時間をかけて洗う方が汚れがしっかり落ちて肌に良いように感じますが、実際はその逆で、手早く洗顔を済ませることが美肌につながります。
なぜなら、洗顔に時間をかければかけるほど肌は乾燥していくため、乾燥は肌にとって大敵と言えます。洗顔にかける時間は泡をつけてから1分程度が目安となりますので意識してみましょう。
そして、肌荒れの原因の1つとも言えるのが洗顔料の洗い残しです。
肌を清潔にするために使った洗顔料も、洗い流しが不十分なために肌に残ってしまうと汚れと化してしまいます。洗顔料は丁寧に洗い流すことが大切です。
特に、おでこの生え際や小鼻の横の溝などは汚れが残りがちとなりますので、念入りに洗い流しましょう。
毛穴の黒ずみ改善方法3:丁寧に保湿をする
洗顔の後は丁寧な保湿をすることによって皮脂の分泌バランスを整えていきます。十分に保湿された肌はターンオーバーが整いやすくなり、肌トラブルを予防できます。
ターンオーバーとは肌の新陳代謝、つまり、新しい肌に生まれ変わることが美肌を作る上での重要なプロセスなのです。
ターンオーバーが整うことで、シミの原因となるメラニンも排出されやすくなります。毛穴のシミを予防するために不可欠と言えるでしょう。さらに、肌のバリア機能が正常化し、毛穴の黒ずみの予防にもつながります。
これらのことからもわかるように、ターンオーバーの促進につながる保湿は、美肌作りの鍵と言っても過言ではありません。
保湿には化粧水を使い、洗顔後、化粧水を手のひらで温めるように広げます。この時、手に雑菌がついていると肌荒れの原因となりますので手は清潔にしましょう。
そして、顔全体を包み込むように手のひらで化粧水を伸ばしていきます。乾燥しやすいUゾーンからつけていくのがおすすめです。
顔の全体に化粧水をつけたら、さらに、乾燥しがちなところや細かいところに指を使って丁寧に化粧水を重ねていきます。最後に顔全体を手のひらでつつみ、10〜15秒ほどおさえたら保湿完了です。
一方、コットンを使用する場合はたっぷり化粧水をしみ込ませ、顔の中心から外に向かってコットンを押し当てるようにして化粧水をつけていきます。コットンを使用する場合も最後は顔全体を手のひらでおさえましょう。
ところで、化粧水をつける際に手のひらとコットン、両方のやり方をお伝えしてきましたが、どちらがよいのか気になりますよね。
ここからは、それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説してきます。
手でつける場合のメリットは、肌への刺激が少ないことや手の温度で化粧水が温まるために肌なじみが良いことです。しかし、手の雑菌が肌につきやすかったり、手の温度で化粧水が蒸発してしまったりするデメリットもあります。
コットンを使う場合のメリットは衛生的であることや肌の細かい箇所まで化粧水を塗ることができることですが、肌が弱い人にとってはコットン自体が肌に負担を与えてしまうデメリットもあります。
このように、どちらのメリット・デメリットも踏まえたうえで手のひらかコットン、どちらで化粧水をつけるのかを選ぶのが良いでしょう。
なお、保湿の場合も洗顔と同じく、時間がポイントとなります。洗顔後の肌は一気に乾燥するため、タオルで顔を拭いたらすぐに保湿をすることが大切です。何度もお伝えしていますが、乾燥は肌にとって大敵です。そのため、毛穴の黒ずみ対策には洗顔後の素早い保湿がとても重要になります。
毛穴の黒ずみ改善方法4:食事に気をつける
毛穴の黒ずみを身体の中から改善するための食事について紹介していきます。
バランスの良い食事でしっかりと栄養を摂ることは、健康な肌を作るための大前提です。その中でも、毛穴の黒ずみ予防に効果的な栄養素であるビタミンB群は意識して摂る必要があります。
ビタミンB群にはビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、ビオチンの8種類があり、糖質や脂質、タンパク質の代謝を助けるために欠かせない栄養素です。中でも、皮膚や粘膜の健康維持をはじめとし、皮脂の過剰分泌を抑える働きのあるビタミンB2は毛穴の黒ずみ予防に効果があるとされています。
そんなビタミンB2はレバーや卵に多く含まれており、「発育のビタミン」と呼ばれています。なお、美肌にいいとされるイソフラボンを多く含む納豆はビタミンB2も多く含んでいるため、特におすすめの食材です。
さらに、まぐろなどの魚類に多く含まれているビタミンB6は免疫機能を正常に維持し、皮膚や粘膜の健康を助けます。皮脂の酸化物の分解と除去をサポートする働きがあり、こちらも毛穴の黒ずみ予防に効果が期待できます。
ビタミンB群はそれぞれに糖質、脂質、タンパク質の代謝に関わるため、複数のビタミンを合わせて摂るとさらに高い効果を発揮します。また、ビタミンB群は熱に弱く水に溶けやすい性質なので、生や煮汁ごと食べられる料理で摂取するのがよいでしょう。
ただし、身体に蓄積されない栄養素のため、継続して摂取することが必要となります。そのため、毎日食事で摂るのが難しい人はサプリメントの服用もおすすめです。サプリメントなら手軽に必要な栄養素を摂ることができますので、気になる人はチェックしてみてはいかがでしょうか。
効果的な方法で毛穴の黒ずみを改善しよう!
肌の悩みの1つである黒ずみはクレンジングや洗顔方法の見直し、丁寧な保湿、さらに食事に気をつけることで改善が期待できます。
黒ずみが気になり始めたら、すぐに対策をすることが大切です。
毎日のケアを丁寧に行って黒ずみとサヨナラし、憧れの透明素肌を手に入れましょう。
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