脱毛を行う際にはさまざまな注意事項があります。その中の一つに、飲酒が挙げられます。
脱毛スケジュールをあらかじめ立てていても、急な飲み会や女子会などが入る場合もあるでしょう。そのような時にはどうしたらいいのでしょうか。
この記事では脱毛前後の飲酒が与える影響についてご紹介します。
脱毛前後の飲酒は原則禁止
脱毛の効果をしっかりと出すため、また、肌トラブルの観点などから、脱毛前後の飲酒は原則禁止としているところがほとんどです。
ここでは、脱毛前後での飲酒が禁止である理由や脱毛効果への影響について紹介します。
脱毛前後の飲酒が禁止な理由
ではなぜ脱毛前後の飲酒が禁止されているのでしょうか。
それは飲酒によって血行が良くなると、脱毛後に肌トラブルが起きやすいからとされているからです。
血行が良くなった状態で施術すると、施術中にいつもより痛みを感じやすく、脱毛後に赤みやかゆみが出る可能性があります。
また、飲酒によって体温が上がると、肌の水分が蒸発します。肌が乾燥した状態で施術を受けると、肌トラブルを招きやすくなってしまいます。
脱毛効果への影響
飲酒をした場合、脱毛で得られる効果が小さくなることがあります。
飲酒によって肌の水分が蒸発することで、いつもより乾燥状態になります。その状態で施術すると、いつもより痛みを感じやすくなるのです。もちろん施術中に痛みを感じた場合、脱毛機の出力を弱く調整することは可能ですが、その分脱毛効果は落ちてしまいます。
その結果、予定通りに脱毛効果を得るのが難しくなるのです。
回数通りにやっても満足のいく結果が出なかったり、場合によっては脱毛の回数を増やさなくてはいけません。
きれいに脱毛するためにも脱毛前後の飲酒は控えましょう。
脱毛前後の飲酒が原則禁止な期間
飲酒をすると、アルコールは体内に吸収され、約30分~2時間ほどで血中濃度がピークになるとされています。
アルコールが分解され、体が元に戻るには時間がかかり個人差もあります。そのため、サロンでは飲酒を控えてほしい期間を長めに見積もっている場合が多いです。
脱毛前
原則、脱毛当日の飲酒は禁止されているところがほとんどです。
「前日だから大丈夫」と思っていても、サロンの予約が早い時間だとまだお酒が残っている可能性があります。
また、自分では「少量だから」と思っていても、肌にどのような影響が出るか分かりません。できれば施術時間まで残り12時間を切ったら飲酒しないようにしましょう。
たとえ、飲酒してから12時間以上経過していても、二日酔い状態になっていれば施術はおすすめできません。体調が優れない時に施術を受けると、思わぬトラブルが発生してしまう可能性があるためです。
「脱毛しても大丈夫か気になる」という場合は事前にスタッフに相談しましょう。
脱毛後
原則飲酒は禁止です。
基本的に、脱毛後も12時間程度は飲酒を控えましょう。
これは飲酒によって体温が上がると、赤みやかゆみを発症する可能性があるためです。また、飲酒をすると肌の水分が蒸発しがちです。これにより肌が乾燥し、肌トラブルに繋がる場合もあります。
脱毛後は、肌が敏感なのでできるだけ刺激を与えないようにしましょう。もしうっかり飲酒をして、赤みやかゆみが出てしまったら、早めにサロンに相談しましょう。
飲み会の予定が入ってしまっていたら
それでも「脱毛予定の日に飲み会の予定が入ってしまった!」という場合もあります。
そんな時の対処法をご紹介します。
ノンアルコールで楽しむ
どうしてもスケジュールがかぶってしまうことはあります。
どちらも外せない予定の場合、「アルコールは飲まない」という手段がおすすめです。
ノンアルコール飲料の場合、アルコール飲料のように血行が良くなったり体温が上がることは少ないです。ノンアルコールビールやノンアルコールカクテル、ソフトドリンクなどを選び、楽しく飲み会を過ごしましょう。
飲み会or脱毛の日にちを変更する
可能なら飲み会や脱毛の日にちを変更しましょう。
「せっかく誘われた飲み会だから」、「この日しか予定が合わない」という場合は、脱毛の予定を変更するのがおすすめです。
脱毛の予約なら自分の予定を変更するだけなので、罪悪感もありません。サロンによっては前日や当日にキャンセルしてもキャンセル料がかからないこともあります。
ただし無断キャンセルはNGです。
必ず連絡してからキャンセルするようにしましょう。
困ったときはサロンに相談
「サロンは遅い時間の予約だから大丈夫かな」、「サロンの予約も飲み会の予約も変更しづらい」など、悩んだ場合はサロンに相談しましょう。
原則として飲酒してしまった場合、施術を受けることはできませんが、スケジュールに関する相談などは可能です。
申告せずに施術し、肌トラブルが起こっても対応してもらえない可能性があります。また虚偽申告ということで、アフターケアの対象外となることもあります。
くれぐれも、飲酒を申告せずに脱毛するのはやめましょう。
その他、脱毛前後に気をつけたいこと
脱毛期間中は、飲酒以外にも以下のように気をつけたいことが複数あります。
それぞれの概要について詳しくご紹介します。
日焼け
「日焼けをして肌がかなり黒くなってしまった」、「日焼けによる肌ダメージ」などの場合は、施術ができない場合もあります。
メラニン色素の濃い部分に光が強く反応し、痛みを強く感じることがあるためです。さらに、日焼け後の肌はすでにダメージを受けている状態です。
日焼けをした状態で施術を行うと、さらなる肌トラブルを引き起こす可能性があります。脱毛期間中はUVケアをしっかり行いましょう。
予防接種
脱毛前には予防接種の予定を入れないようにしましょう。
予防接種を受けると、赤みや腫れを発症する可能性があります。ひどい時は、体調が悪くなることも考えられます。
その場合、施術を断られることが多いです。
また、脱毛後も肌がダメージを受けている状態ですので、予防接種はやめておきましょう。少なくとも脱毛前後1週間は空けるようにするのがおすすめです。
入浴
入浴する際にも注意が必要です。
脱毛後は肌が敏感なため、刺激を与えないように体を優しくこすります。
また、血行が良くなると赤みやかゆみが出やすいので、当日は湯船に入らないようにしましょう。ぬるめのシャワーを浴びるだけにするのがおすすめです。
さらに、温泉やサウナ、海、マッサージ、岩盤浴などは脱毛後1週間ほど控えましょう。
自己処理
脱毛後3日間は自己処理を控えましょう。
4日目でも、肌の状態が落ち着いていない場合は控えた方が無難です。
また脱毛期間中は、毛抜きなどで毛を抜く処理は行わないようにしましょう。
生理の周期
生理期間中はVライン、ヒップ、ヒップ奥などのデリケートゾーンは施術することができません。
「予約していたのに生理になってしまった」という場合は予約を変更しましょう。デリケートゾーン以外の施術は可能な場合もありますが、生理期間中は体調が優れないことも多いです。
そのため、生理期間中はできるだけ脱毛の予約を入れないようにするのが良いでしょう。
脱毛前後の飲酒は控えましょう
脱毛前後に飲酒をしてしまうと、肌トラブルが起きてしまう可能性があります。
せっかく施術を受けているのに、思ったような効果が出ない場合も考えられます。安全できれいに脱毛するためには、脱毛前後の飲酒は控えましょう。
万が一、急な飲み会が入った場合はノンアルコールで楽しむか、予定を変更しましょう。
また飲酒以外にも、脱毛期間中は気をつけたいことが多くあります。自宅でのケアや自己処理方法も重要ですので、しっかり覚えておきましょう。
また不明点があれば気軽にスタッフに尋ねてみるのがおすすめです。
銀座カラーでは当日のキャンセルでも無料で受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
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監修者:西田 恭之 医師(恵比寿美容クリニック)
東海大学医学部医学科卒業。都内市中病院で初期研修後、消化器内科診療に従事。その後は人間ドックでの診療を続けながら恵比寿美容クリニックにて勤務し、現在は副院長として診療に従事。
監修者からのコメント
脱毛前に飲酒を行うと、普段より血行が良くなり肌に赤みが出やすいです。その状態で脱毛を行うと、施術中にいつもより痛みを感じやすく、また、脱毛後に赤みやかゆみが強く出る可能性があります。
なお、脱毛後は皮膚に軽い炎症を伴っている状態ですので、脱毛後の飲酒は炎症を長引かせてしまう可能性があります。 炎症後の色素沈着を起こさないためにも脱毛前後の飲酒は行わないようにしましょう。