ムダ毛の処理はおしゃれをする上で欠かせませんが、次々に生えてくるムダ毛を自己処理し続けるのは手間がかかります。
全身脱毛すれば自己処理の手間を減らせるほか、肌がきれいになるという効果も期待できます。ただ、効果を感じられるまでにどれくらいの期間かかるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、全身脱毛の効果が出る期間や回数の目安を紹介します。サロン脱毛と医療脱毛の違いについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
全身脱毛で得られるメリットとは?
全身脱毛を検討する上でまず気になるのがメリットです。ここからは、全身脱毛で得られる主なメリットを2つ解説します。
自己処理しなくて済む
全身脱毛でムダ毛を減らせれば、自己処理の時間を減らすことができます。何もしていない状態だとムダ毛は次々に生えてくるため、定期的に自己処理が必要です。その度に時間も手間もかかるのは意外と面倒。このわずらわしさが無くて済むのは、全身脱毛の大きなメリットです。
また手や足などの手の届く範囲であれば自己処理も簡単ですが、背中やお尻などは手が届きにくく毛の処理が困難です。全身脱毛であれば自己処理が難しい箇所の手入れをプロに任せられるため、ムダ毛を減らしてきれいな肌を保てます。
ムダ毛の自己処理では、肌を傷つけたり炎症を起こしてしまったりする肌トラブルも気がかりです。全身脱毛で自己処理の回数を減らせば、自己処理による肌トラブルの防止にもつながります。
肌がきれいになる
全身脱毛で自己処理の回数が減ると、肌への負担が軽減されます。肌トラブルまでにはならなくても、自己処理による肌への負担は大きなものです。そのため全身脱毛をすることで、乾燥しがちだった肌にうるおいが戻ったり、毛穴が目立っていた肌がきめ細かく美しく見えたり、肌の調子が良くなるというメリットがあります。
全身脱毛の施術は自己処理よりも肌への負担が少ない上に、トリートメントや保湿ジェルなどのアフターケアに対応しているところもあるので、ムダ毛を減らしながら美肌を目指すことも可能です。
全身脱毛の効果は種類によって異なる
脱毛の施術方法には、光脱毛、医療レーザー脱毛などの種類があります。全身脱毛する際どの施術を行うかによって、効果を実感する回数や全身脱毛を行う期間が異なるので注意が必要です。
どの種類の全身脱毛を受けるかは、それぞれの特徴や目安期間、料金、プランの内容などを比較して検討すると良いです。
脱毛施術の種類別|効果が感じられる期間と回数
前述したとおり脱毛施術の種類によって、効果が感じられる期間や回数が異なります。
ここからは施術の種類ごとに期間や回数の目安、施術の特徴などを解説します。
光脱毛の場合
光脱毛は脱毛サロンで受けられる施術方法です。脱毛1回で効果を感じられるケースは少なく、4~6回ほど施術を受けることで自己処理が楽に感じられるようになってきます。
光脱毛でつるつる肌を目指すなら、最低でも12~18回ほどの施術を受ける必要があります。脱毛は毛周期に合わせて施術を受けるのが一般的で、1~3カ月ごとに施術を受けるため、およそ2~3年の期間が必要です。
脱毛の効果は毛質や肌質により個人差があり、さらに光脱毛の方式にもさまざまな種類があります。施術の仕組みを理解した上で、どの方法を選ぶかを検討することが大切です。
医療レーザー脱毛の場合
医療レーザー脱毛は、医療機関で受けられる脱毛施術方法です。医療行為に該当するため、医師や看護師が施術を担当します。光脱毛よりも高い出力で施術するため、1回の施術で感じられる効果が大きいのが特徴です。
肌がつるつるになったと感じるまでには、6回程度脱毛施術を受けることが一般的です。期間はおよそ半年~1年半であるため、光脱毛よりも短い期間で脱毛効果が現れてきます。
医療レーザー脱毛は1回の効果が大きく短期間での脱毛に向いていますが、光脱毛と比較すると1回当たりの価格が高めです。
また、施術中に痛みや熱を感じやすいというデメリットもあります。痛みや熱が強い場合は、麻酔を使う場合もあります。施術を受けやすくなる反面、別途料金が発生したり、麻酔が合わなかったりする場合もあるので注意が必要です。
医療機関で施術を受ける脱毛方法には、万が一脱毛中に肌トラブルがあった場合でも、医師の診察を受けられるというメリットがあります。
光脱毛と医療レーザー脱毛は、それぞれにメリット・デメリットがあるので、優先順位を決めた上で両者を比較して自分に合う方を選んでください。
箇所別|肌がつるつるになるまでの回数の目安
脱毛は、毛の太さや量によって効果の出方に違いがあるため、脱毛する箇所によって必要な脱毛回数にも違いが出ます。
以下は、箇所ごとの肌がつるつるになるまでにかかる脱毛回数目安の一覧表です。
脱毛箇所 |
サロンの光脱毛の回数 |
医療レーザー脱毛の回数 |
ワキ |
12~18回 |
8回以上 |
顔 |
12~18回 |
10回以上 |
VIO |
12~18回 |
8~10回以上 |
ワキやVIOは他の箇所よりも毛が太く濃いことから、光脱毛や医療レーザー脱毛の機械と好相性の箇所です。ただ、しぶとく毛が生えてくる箇所でもあるため、つるつるになるまでにはある程度の回数が必要です。
顔は、細く色素の薄い毛が多いため、脱毛効果を実感するまで時間がかかります。つるつるになるまでには、他の箇所よりも回数が必要になるケースもあります。
全身脱毛の効果を高めるコツ
ここからは、脱毛効果を高めるためのコツを解説します。
保湿ケア
全身脱毛に通っている間は、保湿ケアに十分気を付けることが大切です。肌の乾燥は肌のバリア機能が落ちている状態なので、脱毛の効果に影響が出てしまいます。特に脱毛の施術を受けた後は乾燥しやすく、肌トラブルに発展する可能性もあるのでいつもより念入りな保湿が必要です。脱毛する箇所に肌トラブルがあると、次回の施術が受けられないこともあります。
保湿ケアにより肌の水分量が上がると、脱毛効果が高まるだけでなく、照射時の痛みの軽減や日頃の肌トラブルのリスク低減にもつながります。そのため、脱毛後だけではなく、脱毛前から日頃の保湿ケアを欠かさないようにしましょう。
日焼け対策
脱毛効果を高めるためには、日焼け対策も重要です。
光脱毛も医療レーザー脱毛も、使用する脱毛機は黒い毛の部分に反応する仕組みになっています。そのため日焼けをしていると、肌の黒さにもレーザーが反応して熱が分散し、脱毛効果が落ちてしまう可能性があります。
また日焼け対策を怠ると、肌のバリア機能が紫外線のダメージによって低下してしまうため、脱毛時の刺激に反応して新たな肌トラブルを起こしてしまいかねません。
サロンや医療機関の中には、日焼けした状態では施術が受けられないところもあるので、施術予定に関わらず日焼け対策も入念に行いましょう。
電気シェーバーによる自己処理
脱毛中の自己処理にも気を付ける必要があります。毛抜きやカミソリ、除毛クリームなどは使わず、電気シェーバーによる自己処理がおすすめです。
電気シェーバーは、毛抜きやカミソリよりも肌への負担が軽く、表面のムダ毛だけを処理できます。毛抜きなどで毛を抜いてしまうと、根元までムダ毛がなくなってしまうため、脱毛機で毛根にダメージを与えることができず脱毛効果が得られません。さらに、毛穴が開き細菌が入りやすくなり炎症を起こす恐れもあります。
カミソリは直接肌に刃が当たるため、肌の表面の角質まで削ってしまいます。傷や乾燥の原因となる可能性があり脱毛効果にも影響が出るため、電気シェーバーに統一した方が良いでしょう。
まとめ
全身脱毛は自己処理の手間を軽減し、きれいな肌を保つことにつながります。ムダ毛に悩んでいる方はぜひ、本記事で解説した各施術方法の違いや目安の回数、効果を高めるコツなどを参考に、全身脱毛を検討してみてください。
「脱毛は痛みが気になる」という方は、銀座カラーでの全身脱毛がおすすめです。銀座カラーは痛みの少ない脱毛にこだわっており、個人に適した出力をAIが診断して脱毛施術をします。
全身脱毛でも1回約60分の施術で、予約も取りやすいため通いやすいことも特徴です。さらにオプションの保湿成分を含んだミストシャワーでクールダウンするなど、施術後のアフターケアにも力を入れています。どこで全身脱毛を受けようか迷っているならぜひ、銀座カラーをチェックしてみてください。