銀座カラー名作に学ぼう 今週の、あのセリフ

失恋したって大丈夫! 必ず「笑える時」はくるもの

 

「笑える時はくる?」「くるわよ。本当におかしい時に」
(映画『セックス・アンド・ザ・シティ・ザ・ムービー』より)

 

失恋は、すべてを女から奪っていく

 

「もう、二度と笑えないかも……」。失恋の経験がある女性なら、一度は頭によぎるこの不安。現実を受け止め、どうにか消化して前に進もうという気持ちはあるのに、視線を動かすことさえも億劫になるあの無気力な感じ。目に映る景色からは色が消え、まるで透明のカプセルに入っているみたいにすべてがくぐもって聞こえる、あの不思議な乖離感。

 

ドラマ『Sex and The City』で、くっついたり別れたりを繰り返していたキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)と、ビッグ(クリス・ノース)。映画ではニューヨークの一等地にふたりの新居を購入し、いよいよゴールインか……と思いきや、またまた気まぐれなビッグに振り回されてしまいます。

 

生涯のパートナーとして誓いを立てる寸前だったふたり。何度も何度も互いの気持ちを確認してすり合わせて決めた結果だったはずなのに、ビッグはまたキャリーの前から消えてしまうのです。

 

必ず”笑える時”はくるもの

 

親友であるサマンサ、ミランダ、シャーロットは、ふたりのハネムーン先となるはずだったメキシコに、キャリーを元気づけようと無理やり連れ出しますが、肝心のキャリーは生きた屍状態。窓を締め切り、キングサイズのベッドで昏々と眠り続け、食事さえもまともに摂ろうとしません。

 

数日後、冬眠から覚めたように起きてきたキャリーは、ぽつりとこうつぶやくのです。「……笑える時はくる?」と。すかさずミランダが答えます。「くるわよ。本当におかしい時に」。

 

一見すると、普通のやりとり、当たり前の問答のようですが、傷心した者にとって親友のこんな断言がどんなに心強いことか。ケンカもするし、嫉妬もするし、張り合ってばかりの女ともだちだけど、最終的に寄り添って気持ちを救ってくれるのは、いつだって同性の親友なのです。

 

ミランダは無責任に慰めたわけではありません。彼女自身も幾度となくどん底に沈み、それでもいつの日か大笑いして……という経験をしてきているからこそ、「必ず笑える!」と断言できたのです。

 

“オトコ”よりも女ともだちさえいてくれれば幸せ!

 

ひとときは、恋愛を中心に世界がまわるのが女性。しかしそれも、女ともだちが”回転軸”となってくれるからこその話。彼女たちがいない世界なんて、恋愛がない世界よりも考えられないですよね。

 

ちなみに、『Sex and the City』ドラマ版にも恋に効く名言がいっぱいなのです。

 

たとえば……。
「失恋した元カレにバッタリ会う確率は高い、でも自分が最悪な見た目の時にその元カレにバッタリ会う確率は、さらに高い」
「私は本当にビッグを愛していたのかしら? それとも傷つけられることにハマっていたのかしら」

 

思わずブンブンと首を縦に振りたくなるセリフのオンパレード!
映画版を観る前に、ドラマ版をチェックすると、あなたも5人目の親友として、彼女たちにどっぷりと感情移入できるはず!

 

 

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