銀座カラー名作に学ぼう 今週の、あのセリフ

好きな男子に彼女がいても大丈夫! 映画「モテキ」に学ぶ逆転の発想

 

「今、好きな子に彼氏がいるんだって? 良かったな。ライバルは一人だ。彼氏がいないんだったらライバルは世界中にいる」(映画「モテキ」より)

 

意中の人に恋人がいたとしても、
その人から奪えばいいだけのこと。

 

リリー・フランキー演じる墨田は、女好きで遊び人の中年編集者。一方、主人公の幸世(森山未來)は、いわゆる「恋愛偏差値の低い冴えない男」。そんな幸世が好きになった女性(長澤まさみ)には、いかにも「恋愛偏差値が高そう」な彼氏がいることが発覚します。意気消沈する幸世に、墨田が言ってのけたセリフがコレです。

 

普通なら、意中の女性に彼氏がいることがわかった時点で戦闘意欲が失せるものですが、さすがは遊び人&バブル経験者のテキトー男・墨田。彼の脳では、どんな不利な状況も都合の良い理屈で「常に勝ち戦」に変換されます。

 

しかし、冷静に考えてみると「彼氏がいる=ライバルは彼氏ひとりだけ」「彼氏がいない=世の中の男全員が未来の彼氏になりえる可能性があり、全男がライバル」という論理は、極論ではありますが、あながち間違いではありません。「モノは考えよう」とはまさにこのこと。厚かましいほどにポジティブですが、戦う前から意欲をなくした時には結構効果的な思考であることは確かです。

 

NON彼女の男性よりも、
彼女アリのほうが戦略がたてやすい!?

 

では、墨田論法を女性の恋愛に置き換えてみましょう。このセリフを教訓とするならば「好きになった男性にたとえ彼女がいたとしても、そこで落ち込む必要はない。むしろモチベーションにすべき」ということになります。マリー・アントワネットならば優雅にこんなことを言うかもしれません。「好きな人に恋人がいる……ですって? だったら、彼女から彼を奪えばいいのに」と。これは恐ろしいほどにシンプルで前向きな思考です。

 

また、気になる男性に彼女がいるということは、「彼はどんな女性が好みか」を恋人である彼女を見本に研究できますし、もっと言うならば「彼女にはない魅力、目新しさでアプローチ」することも可能です。

 

それに、恋人がいない男性のほうが「今度彼女を作るときは、こんな女性がいいな」など妙に理想が高くなっている場合もあります。「元カノのことが忘れられない」というトラウマを引きずった独り身だとさらにやっかい。こんな男性との関係を恋愛に発展させるのは結構至難の技です。

 

その点「彼女はいるけど、現在はやや倦怠期気味」の男性のほうが刺激に飢えているため、新しい恋になびく確率は案外高い可能性があります。

 

結論。「彼女がいるからといって、ビビることなかれ」。これが『モテキ』墨田のセリフから学ぶ、恋愛の極意。恋の土俵に上がらずして、勝手に負けて帰ってくるなってことですね。

 

 

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